みなさんこんにちは。
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静かで可愛いオシャレな美容室
LinoHairDesign（リノヘアーデザイン）
モテ髪クリエイター / オージュアソムリエ
佐合 外士己です✂︎
いつもブログをご観覧下さいましてありがとうございます(^○^)
7月4日（月曜日）
大山崎の児童養護施設
はるか学園にスタッフでボランティアカットに行って来ました。
前職場の時から年に3回、定期的にお邪魔させて頂いております。
もうかれこれ12.3年になります。
これだけ長く行ってると、子供たちの成長をモロに実感します！
おヘソ位しかなかった子が、同じくらいの背丈になってたり、泣き虫だった子・甘えん坊だった子がしっかりしてきたり、もう卒業して社会人になってたり！
親戚の子と会う感覚かな(^○^)
初めてボランティアカットに行った時のことを今でも鮮明に覚えています。
何故そこまで鮮明に覚えているか？
それは自分の考え方を大きく変えてくれた所だからです。
その頃はカットが出来るか出来ないかのポジションで、なんとなく行ってみよう位の軽い気持ち。
そして、児童養護施設の勝手なイメージ。
なんとなく暗そう・・・
そんなイメージを持っていました。
しかし、実際行ってみると。
人懐っこく、全力で走り回る元気で明るい子達ばかり。
口は悪く（笑）思ったことをストレートに表現してくるかなり恐ろしいモンスター。
とりあえずパワーあるなぁ〜！
そんな印象でした。
そんな怪物を何回かカットしていると、仲良くもなっていき、こんな事を聞かれました。
「なんで美容師なったん？」
「美容師って面白い？」
「カット上手い？？」
その頃の自分にとっては痛い質問。
実家が美容室で勉強もそんなに出来なかったし、大学に行くのもなぁ〜って感じだったので、なんかカッコよさそうやし、美容師なろうかなぁ！
実際に美容師になって、面白い事は面白いけど仕事として本当に楽しんでるかと言われれば・・・
なんとなく仕事してるかも！
レッスンにも合格してなんとかスタイリストになったものの、自分の思う形を、正確に切れるかと言うとまだまだ自信がない状態。
自分はこの子達に美容師として誇りを持って、この質問に答えれない！
心底恥ずかしかったです。
社会人として、プロとして自覚のなさを痛感しました。
年に3回髪を切りに来てくれるお兄ちゃんやお姉ちゃんが、そんなんでいいのか！？
本当に目が覚めた感覚でした。
自分の仕事にやりがいや誇り・責任もなく、キラキラ輝いてもいない自分がこの子達に夢なんて与えれないし、ましてやお客様に絶対指示なんてされない！
初めて自分と向き合った時間でした。
僕にとってはターニングポイントです。
向き合えば色んなことが見えてきました！
美容師を選んだのはなんとなくでしょうが、毎日本当に楽しそうにお客様と関わって働く両親の姿をみて、サラリーマンの道は選ばなかった。
楽しんで仕事を出来ていないのは、自分の力量の無さが原因で、自信がないから楽しくない。
目の前の人としっかり向き合っていないから、最低限の文言で施術に入ってしまい、髪のパートナーとしての信頼をもらえていない。
面白いよ！！カットに自信あるよ！！って胸張って言える為には、それを言えるだけのバックボーン（自信）を持たないといけない！
スタイリストになる事がゴールではなく、まだまだ頑張らないといけないし、薬剤の知識もカットの理論も1から見直し確立していかないといけない！
次に会う時までには必ず成長してやる！
そのまた次にはもっと上手くなってやる！！
なんとなく美容師やってたヤツが、子供たちの言葉でそんな気持ちになれたんです。
技術や知識に完璧なんてないと思いますが、他人に認めてもらえるくらい努力しないと！自分に自信が持てるくらい努力しないと！！
努力すれば必ず報われるとは限りませんが、アクションを起こさない限りリアクションはありません！
自分が努力し、キラキラ輝きながら楽しく仕事が出来れば、言葉無しでも伝わる事は沢山あるはず。
あの子達が気づかせてくれた事で今の自分があると思います。
キラキラ輝く人に！
まだまだですが精進していきます。
初めて今回のボランティアカットに出たスタッフもいたので、何か感じてくれてれば嬉しいです！
いつもこちらがパワーをもらいに行ってるみたい（笑）
これからも続けて行きたいですし、美容師ってかっこいい！美容師って楽しそう！美容師になりたい！
そんな子が1人でも多くなれば嬉しいです！
がんばろっ！！！
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